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ガラスわけーるⅢ型システム(環境保全サービス)

目次

ここでは、株式会社環境保全サービスが提供する「ガラスわけーるⅢ型システム」の特徴と強みを紹介しています。

ガラスわけーるⅢ型システムの性能

ガラスわけーるⅢ型システム画像
画像引用元:環境保全サービス公式HP
(https://www.khs.ne.jp/survice)

株式会社環境保全サービスが提供する「ガラスわけーるⅢ型システム」は、太陽光パネルの処理工程をすべて自動化した装置です。アルミ枠・ガラス・セル・バックシートに分別でき、剥離・分別した各製品を有価物として買い取ってもらうことが可能です。

ガラス精製システムで異物除去を行うため、ガラス製品をキレイな状態で採取できます。

装置サイズ アルミ分離装置:幅2.0m×長さ3.0m×高さ2.0m
ガラス分離装置:幅3.4m×長さ10.9m×高さ3.5m
処理スピード 剥離時間は10~15秒/枚
処理可能なパネルサイズ 60セル型及び72セル型が対象
処理能力(スピード) 記載なし
変形・破損パネルの処理 記載なし
消費電力 アルミ枠分離+ガラス分離+後処理設備1式:62.8KW
オプション機能 記載なし

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ガラスわけーるⅢ型システムの強み

剥離したガラスから異物を自動で分別できる

「ガラスわけーるⅢ型システム」は、剥離したガラスから自動で異物を分別する機能を搭載しています。投入ホッパーから風力選別機にかけられた後、色識別ソーターで異物を検知。

さらに、金属検出器にかけて、ガラスから金属の異物を取り除きます。精製された純度の高いガラスはリサイクルへと回すことが可能です。

複雑な作業を必要としないリサイクル装置

「ガラスわけーるⅢ型システム」は、動線をカットするだけで、そのまま太陽光パネルを投入できるリサイクル装置です。複雑な作業を必要としません。

パネル投入後は電極・動線が除去。アルミ枠を解体しガラス剥離を行った後、各種選別機にかけられて異物が取り除かれます。その後、ガラス微粉剥離が行われ、ガラスがほぼ取り除かれたバックシートを回収できます。リサイクル装置の配置方法は横一列のJ型、横二列のZ型、横一列のY型など、現場に合わせて選択することが可能です。

ガラスわけーるⅢ型システムはこんな企業におすすめ

「ガラスわけーるⅢ型システム」は、ほぼすべての工程を自動化した太陽光パネルリサイクル装置です。人手不足の現場や、リソースを割きたくない企業におすすめです。

太陽光パネルリサイクル装置の
"正しい"選び方とは

近年、太陽光パネルの廃棄量増加が問題視されていることにより、産業廃棄物処理業者を中心にリサイクル装置の導入が進んでいます。

装置を有効に活用するためにも、工場規模やニーズに合わせた選択が必要です。このサイトでは、装置の選び方から各製品の特徴まで詳しくまとめています。

ガラスわけーるⅢ型システムの剥離素材形状

アルミ枠(フレーム)
アルミ枠

引用元:環境保全サービス公式HP

「太陽光パネル フレーム外し装置」は、アルミ枠フレームはほぼ曲げずに回収できます。

ガラス
イメージ

引用元:環境保全サービス公式HP https://www.khs.ne.jp/survice

「太陽光パネル カバーガラス剥離装置」は、投射材料で噴きつけて飛ばすため、ガラス大・小の形状で回収できます。

バックシート
バックシート

引用元:環境保全サービス公式HP https://www.khs.ne.jp/survice

「太陽光パネル カバーガラス剥離装置」で噴きつける投射材料は、バックシートを傷つける心配がないため、キレイな一枚の状態で回収することが可能です。

ガラスわけーるⅢ型システムの導入事例

2021年より100%リサイクルを開始

2021年4月から太陽光パネルのリサイクル事業を開始しています。

100%リサイクルできる事業として注目を集めています。

環境保全サービスの基本情報

株式会社環境保全サービスは、太陽光パネルを100%リサイクルするための装置を提供する会社です。1986年に創業されて以来、廃ガラスリサイクル事業に参入。

ガラスわけーるを開発し、ガラスの角を取る技術で国内外の特許を取得しています。太陽光パネルに対応したガラスわけーるは、技術を集結させ3年かけて開発されました。

会社名

株式会社 環境保全サービス

所在地 岩手県奥州市水沢卸町4-7
営業時間/定休日 記載なし
電話番号

0197-25-7522

公式HP URL https://www.khs.ne.jp/
太陽光パネルリサイクル装置の
形状と特徴の違い

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」がカギ

太陽光パネルリサイクル装置は、アルミ枠を剥離する「アルミ枠剥離機能」 とガラスとバックシートを剥離する「ガラス剥離機能」が必要です。

太陽光パネルリサイクル装置は、これらの機能が別になっている「分離型」と全て一体 になった「一体型」があり、それぞれ特徴があります。 工場の規模や目的に合わせて選択しましょう。

安さ・省スペースを求めるなら
分離型
分離型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離装置」と「ガラス剥離装置」の別々に使用する方式。アルミ剥離後にガラスを剥離する際、太陽光パネルを手動で移動させる必要があります。

メリット
  • シンプルな構造のため低価格で導入可能
  • 2つの機能を連携させるパーツがないため、小さいサイズの装置が多い
デメリット
  • パネルを装置間で移動させる必要があり、手間が発生する
  • シンプルな構造のため自動化されている機能が少なく、素材の回収等の手作業が多い
作業の効率化を求めるなら
一体型
一体型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」が一体になった装置。パネルを持ち運ぶことなく、最終処理まで一貫して行えます。装置により、多少のパネル移動を行う必要があります。

メリット
  • パネルを移動させる手間がなく、最終工程まで処理可能。
  • 作業工数が少ないため、大量処理が容易
デメリット
  • 自動化されている機能が多く複雑な構造のため、費用が高い
  • 装置が比較的大きく、工場の規模によって導入できない場合あり
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