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太陽光パネルの廃棄方法

目次

ここでは、太陽光パネルの廃棄方法について紹介しています。従来の方法と、これからの廃棄方法を取り上げているので、廃棄を検討している企業はぜひ参考にしてみてください。自社でリサイクルできる設備を保有しておくと、廃棄も楽に行えます。

最終処分場に埋立処分する大まかな方法が多かった

これまで太陽光パネルの廃棄といえば、有鉛はんだ等の有害物質が含まれている影響で、破砕して埋立処分されるケースが少なくありませんでした。大まかに処理される方法が多い状態でしたが、太陽光パネルの排出量が増加すると見られる2030年には、埋立処分スペースが不足する恐れが出てきています。

最終処分場がひっ迫するリスクが生じてきたため、リサイクルへの動きが強まっています。循環型社会の構築に向けて、環境省ではリユース・リサイクル・廃棄の順に沿って行動することを推進しているのです。

太陽光パネル廃棄前にリユース~リサイクルを検討

太陽光パネルの廃棄では、上述したようにリユースの可否を検討したうえで、リユースできないもののみリサイクルを実施する流れとなります。水濡れやひび割れ、変形などでリユースできない製品は、リサイクル装置などを使用して解体していきます。

部材解体をしてリサイクルできなかった素材のみ、今後は廃棄する流れとなるでしょう。ただ、現在は各メーカーがリサイクル率を向上させていて、メーカーによる違いはあるものの、80~100%リサイクルすることが可能です。

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2024年には、リサイクルが義務化される可能性も

上述したように、手をこまねいていると最終処分場のひっ迫は避けられません。そこで、環境省が2022年5月からリサイクル義務化に向けて動き出し始めました。2024年には、太陽光パネルの新法制定に向けて、通常国会に法案が提出される予定です。

以上の環境省の動きや世論を踏まえても、2024年頃には太陽光パネルのリサイクルが義務付けられる可能性があります。リサイクル義務化前に、企業も自社の太陽光パネル廃棄の在り方について見直す必要があるでしょう。

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自社でリサイクル装置を導入してみよう

太陽光パネルの廃棄を外注していた企業は、リサイクルが義務化すれば依頼が集中し、受け付けてもらえなくなる可能性があります。自社で太陽光パネルリサイクル装置を導入すれば、大量廃棄も難なく進められ、廃棄処分に困る心配がなくなるでしょう。

ぜひ廃棄を外注していた企業は、自社でリサイクル装置を導入してみることも検討してみてください。本サイトでは、太陽光パネルリサイクル装置の選び方やおすすめの製品を紹介しているので、参考になさってください。

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太陽光パネルをリサイクルできる
「太陽光パネルリサイクル装置」とは

2030年以降、太陽光パネルの廃棄量増加が見込まれており、太陽光パネルのリサイクルが重要視されています。

そこで、近年導入が進んでいるのが「太陽光パネルリサイクル装置」。これまで分別できなかった、アルミ・ガラス・バックシートを分別し、リサイクルに役立てることが可能です。

このサイトでは、太陽光パネルの廃棄問題からリサイクル装置の選び方までまとめて説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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