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太陽光パネルリサイクル装置のサイズ

目次

ここでは、太陽光パネルリサイクル装置の構造とサイズについて解説しています。あらかじめサイズ感を押さえておくと、自社施設に合ったサイズの装置を導入できます。

太陽光パネルリサイクル装置の構造

太陽光パネルリサイクル装置には大きく分けると、アルミ枠剥離機(別名解体機・取り外し機)と、ガラス剥離機(別名分離機)があります。アルミ枠剥離機は、フレームを解体する装置です。一方でガラス剥離機は、ナイフや高温で取り除いたり、破砕させたりしてガラスを分離させる装置となります。

太陽光パネルリサイクル装置(分離型)のサイズ

太陽光パネルの分離型、アルミ枠剥離機とガラス剥離機がセパレートしているタイプの装置について、各メーカーのサイズを一覧にまとめました。

製品名(メーカー名) サイズ
PVリサイクルハンマー
(タイガーチヨダ)
アルミ枠分離装置:奥行き3100mm×幅1600mm×高さ200mm
ガラス分離装置:奥行き6800mm×幅1600mm×高さ1150mm
太陽光パネルリサイクル装置
(未来創造)
カバーガラス剥離装置 手動形式:3,200×4,700×3,600h(集塵機含む)
カバーガラス剥離装置 コンベア形式:4,200×7,300×5,500h(集塵機含む)
フレーム外し装置 手動式:3,000×7,000×2,200h
フレーム外し装置 自動式:2,500×8,800×2,500h
PVクラッシャー/PVスクラッチャー
(東芝環境ソリューション)
記載なし

太陽光パネルリサイクル装置(一体型)のサイズ

アルミ枠剥離機とガラス剥離機が一体型になっている、太陽光パネルリサイクル装置のサイズをメーカー別にまとめています。

製品名(メーカー名) サイズ
自動太陽光パネル解体ライン(エヌ・ピー・シー) 全長約16.7 ×全高 2.0 m
PVリサイクル装置(ドニコ・インター) PVパネルアルミ枠外し装置:重量:3800×2250(最大拡大)
PVパネルガラス破砕装置:記載なし
移動式太陽光パネルリサイクルシステム
(FLAXRES)
記載なし
佐久本式ソーラーパネル熱分解装置
(新見ソーラーカンパニー)
記載なし
Resola(近畿工業) 幅2.0m×長さ11.8m×高さ3.7m
ガラスわけーるⅢ型システム(環境保全サービス) アルミ分離装置:幅2.0m×長さ3.0m×高さ2.0m
ガラス分離装置:幅3.4m×長さ10.9m×高さ3.5m

太陽光パネルリサイクル装置は設置可能なサイズを確認すべき

太陽光パネルリサイクル装置には、分離型・一体型がありますが、分離型は省スペースで設置できるのに対し、一体型はスペースを必要とするので注意してください。自社施設の規模に合わせて、設置可能なサイズの装置を選びましょう。

本サイトでは、他にも太陽光パネルリサイクル装置の選定で押さえておきたいポイントをまとめています。ぜひ、選定時に活用してください。

太陽光パネルリサイクル装置について
詳しく見る

太陽光パネルリサイクル装置の
形状と特徴の違い

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」がカギ

太陽光パネルリサイクル装置は、アルミ枠を剥離する「アルミ枠剥離機能」 とガラスとバックシートを剥離する「ガラス剥離機能」が必要です。

太陽光パネルリサイクル装置は、これらの機能が別になっている「分離型」と全て一体 になった「一体型」があり、それぞれ特徴があります。 工場の規模や目的に合わせて選択しましょう。

安さ・省スペースを求めるなら
分離型
分離型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離装置」と「ガラス剥離装置」の別々に使用する方式。アルミ剥離後にガラスを剥離する際、太陽光パネルを手動で移動させる必要があります。

メリット
  • シンプルな構造のため低価格で導入可能
  • 2つの機能を連携させるパーツがないため、小さいサイズの装置が多い
デメリット
  • パネルを装置間で移動させる必要があり、手間が発生する
  • シンプルな構造のため自動化されている機能が少なく、素材の回収等の手作業が多い
作業の効率化を求めるなら
一体型
一体型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」が一体になった装置。パネルを持ち運ぶことなく、最終処理まで一貫して行えます。装置により、多少のパネル移動を行う必要があります。

メリット
  • パネルを移動させる手間がなく、最終工程まで処理可能。
  • 作業工数が少ないため、大量処理が容易
デメリット
  • 自動化されている機能が多く複雑な構造のため、費用が高い
  • 装置が比較的大きく、工場の規模によって導入できない場合あり
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