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PVクラッシャー/PVスクラッチャー(東芝環境ソリューション)

目次

ここでは、東芝環境ソリューションが手掛ける太陽光パネルリサイクル装置「PVクラッシャー/PVスクラッチャー」について紹介しています。

東芝環境ソリューションの太陽光パネルリサイクル装置

破砕装置 PVクラッシャー

PVクラッシャー/PVスクラッチャー画像
画像引用元:東芝環境ソリューション公式HP
(https://www.toshiba-tesc.co.jp/solution/service/engineering/index.htm)

東芝環境ソリューション株式会社が提供する「PVクラッシャー」は、太陽光パネルの破砕ができる装置です。

破砕処理により、太陽電池モジュールの形状によらず破砕できます。耐久性のある回転歯により破砕片として回収するため、短時間で大量に処理が行えます

装置サイズ 記載なし
処理スピード 短時間に大量処理が可能
処理可能なパネルサイズ 形状・性状によらず破砕可能
処理能力(スピード) 記載なし
変形・破損パネルの処理
消費電力 記載なし
オプション機能 記載なし

分離装置 PVスクラッチャー

PVクラッシャー/PVスクラッチャー画像
画像引用元:東芝環境ソリューション公式HP
( https://www.toshiba-tesc.co.jp/solution/service/engineering/index.htm)

P Vスクラッチャーは分離処理を行う機械となっています。特殊なブラシを使い、常温でガラスを剥離させます。板ガラス・電池粉に分離することが可能です。電池材料から金属資源、ガラスから板ガラスをリサイクルできます。

装置サイズ 記載なし
処理スピード 記載なし
処理可能なパネルサイズ 記載なし
変形・破損パネルの処理 記載なし
消費電力 記載なし
オプション機能 記載なし

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PVクラッシャー/PVスクラッチャーの太陽光パネルリサイクル装置の強み

モジュール1枚あたり3分ほどで破砕できる

PVクラッシャーは接着物の回収工程で、アルミフレーム・電流線・接続箱を手作業で回収した後、破砕工程で機械的にパネルを破砕し破砕片として回収します。破砕片は電池形成板のことで、ガラス・セル・電極・封止材・バックシートが混在しています。

化学溶剤や高熱を使わない乾式方式を採用しているので、優しく処理することが可能です。

モジュール1枚あたり15分ほどで分離

PVスクラッチャーは接着物回収の工程で、アルミフレーム・電流線・接続箱を手作業で回収した後、分離機により板ガラス・電池粉に分類できます。

電池粉はセル・電極・封止材・バックシートの粉体・一部片状体で構成されています。1枚の板ガラスで回収できるので、リユースすることが可能です。砕かずに回収できる手法となります。

PVクラッシャー/PVスクラッチャーの太陽光パネルリサイクル装置はこんな企業におすすめ

PVクラッシャーは短時間で大量に処理したい方、PVスクラッチャーは板ガラスで回収したい方に向いています。

太陽光パネルリサイクル装置の
"正しい"選び方とは

近年、太陽光パネルの廃棄量増加が問題視されていることにより、産業廃棄物処理業者を中心にリサイクル装置の導入が進んでいます。

装置を有効に活用するためにも、工場規模やニーズに合わせた選択が必要です。このサイトでは、装置の選び方から各製品の特徴まで詳しくまとめています。

PVクラッシャー/PVスクラッチャーの太陽光パネルリサイクル装置の剥離素材形状

アルミ枠(フレーム)

アルミ枠フレームは手作業で分離が必要です。機械による分離はできないのでご注意ください。

ガラス

ガラスは、PVクラッシャーは砕いて破砕片として回収します。一方でPVスクラッチャーは板ガラスとして回収できるため、リユースすることが可能です。大量に処理する方法を選ぶか、板ガラスで処理できる方法を選ぶか好みに応じて使い分けられます。

バックシート

バックシートはどちらも分離して回収はできません。PVクラッシャーもPVスクラッチャーもバックシートは粉・破砕片として回収されてしまうため、一枚のままで回収ができないのでご注意ください。

PVクラッシャー/PVスクラッチャーの太陽光パネルリサイクル装置導入事例

導入事例について公式サイトに記載はありませんでした。

東芝環境ソリューションの基本情報

東芝環境ソリューション株式会社は、1961年10月に設立されて以来、廃棄物の処分やリサイクル事業、製品のリユースやリサイクル事業などを展開しています。

環境問題に取り組んでおり、自然循環型社会・安心安全な社会の構築に貢献しています。

会社名 東芝環境ソリューション株式会社
所在地 神奈川県横浜市鶴見区寛政町20-1
営業時間/定休日 記載なし
電話番号 045-510-6776
公式HP URL https://www.global.toshiba/jp/top.html
太陽光パネルリサイクル装置の
形状と特徴の違い

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」がカギ

太陽光パネルリサイクル装置は、アルミ枠を剥離する「アルミ枠剥離機能」 とガラスとバックシートを剥離する「ガラス剥離機能」が必要です。

太陽光パネルリサイクル装置は、これらの機能が別になっている「分離型」と全て一体 になった「一体型」があり、それぞれ特徴があります。 工場の規模や目的に合わせて選択しましょう。

安さ・省スペースを求めるなら
分離型
分離型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離装置」と「ガラス剥離装置」の別々に使用する方式。アルミ剥離後にガラスを剥離する際、太陽光パネルを手動で移動させる必要があります。

メリット
  • シンプルな構造のため低価格で導入可能
  • 2つの機能を連携させるパーツがないため、小さいサイズの装置が多い
デメリット
  • パネルを装置間で移動させる必要があり、手間が発生する
  • シンプルな構造のため自動化されている機能が少なく、素材の回収等の手作業が多い
作業の効率化を求めるなら
一体型
一体型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」が一体になった装置。パネルを持ち運ぶことなく、最終処理まで一貫して行えます。装置により、多少のパネル移動を行う必要があります。

メリット
  • パネルを移動させる手間がなく、最終工程まで処理可能。
  • 作業工数が少ないため、大量処理が容易
デメリット
  • 自動化されている機能が多く複雑な構造のため、費用が高い
  • 装置が比較的大きく、工場の規模によって導入できない場合あり
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