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自動太陽光パネル解体ライン(エヌ・ピー・シー)

目次

NPCの太陽光パネルリサイクル装置「自動太陽光パネル解体ライン」の特徴・強みについて紹介しています。

自動太陽光パネル解体ラインの性能

自動太陽光パネル解体ライン画像キャプチャ
画像引用元:株式会社エヌ・ピー・シー公式HP
(https://www.npcgroup.net/solarpower/reuse-recycle/dismantling)

約300°Cに加熱したナイフで融解しながら剥離する、ホットナイフ工法を採用。ガラスとバックシートを完全剥離させるため、高純度の素材を抽出できます

(※)割れたパネルの処理はオプション機能にて対応可能なため、詳しくは直接お問い合わせください。

装置サイズ 約16.7 x 2.0 m
処理スピード 約60秒(6列10直パネル)
パネルの状態によっては変動する可能性があります。
処理可能なパネルサイズ 最小:800 x 800 mm
最大:1,090 x 2,100 mm
変形・破損パネルの処理 記載なし
消費電力 アルミ枠分離装置:油圧ユニットほか1式5.5kW ガラス分離装置:前処理・ガラス分離機ほか1式(ガラス回収・集塵含む)30.5kW
オプション機能 記載なし

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自動太陽光パネル解体ラインの太陽光パネルリサイクル装置の強み

ガラスを割らずに分離できる

自動太陽光パネル解体装置・ラインは、J-Box 分離装置・フレーム分離装置・ガラス分離装置の3つで構成されています。

ジャンクションボックスを手動で外し、フレーム分離装置で4本フレームを取り外します。さらに、ガラス分離装置で、ホットナイフ分離法により、約300℃に加熱したナイフでガラスを割らずに分離することが可能です。

単体装置の導入ができる

自動太陽光パネル解体装置・ラインは、J-Box 分離装置・フレーム分離装置・ガラス分離装置のラインで販売していますが、単体装置の導入も可能です。

単体装置としては、J-Box 分離装置のみコンパクトサイズの「セミオートフレーム・ J-Box分離装置」を提供しています。40秒でJ-Boxを分離できるほか、4tトラックに積載して現場に持ち込んで解体することもできます。

自動太陽光パネル解体ラインの太陽光パネルリサイクル装置はこんな企業におすすめ

自動太陽光パネル解体装置・ラインは、ガラスを傷つけずにリサイクルしたい企業におすすめの装置です。ガラスの有価買取も期待ができ、リサイクルを通してより利益を生み出すことが可能です。

太陽光パネルリサイクル装置の
"正しい"選び方とは

近年、太陽光パネルの廃棄量増加が問題視されていることにより、産業廃棄物処理業者を中心にリサイクル装置の導入が進んでいます。

装置を有効に活用するためにも、工場規模やニーズに合わせた選択が必要です。このサイトでは、装置の選び方から各製品の特徴まで詳しくまとめています。

自動太陽光パネル解体ラインの太陽光パネルリサイクル装置の剥離素材形状

アルミ枠(フレーム)
アルミ枠

引用元:エヌ・ピー・シー公式HP
https://www.npcgroup.net/solarpower/reuse-recycle/dismantling

アルミ枠を曲げることなく、自動で取り外しが可能。運搬時の手間を削減できます。

ガラス
イメージ

引用元:エヌ・ピー・シー公式YouTube
https://youtu.be/r8g_tpSY_tY

パネルに破損がない場合、板ガラスの状態で綺麗に抽出が可能。板ガラスは、有価買取が期待できます。

バックシート
バックシート

引用元:エヌ・ピー・シー公式HP
https://www.npcgroup.net/solarpower/reuse-recycle/dismantling

パネルに破損がない場合、ガラスとバックシートが綺麗に剥離されるため、純度の高いバックシートを抽出できます。

自動太陽光パネル解体ラインの太陽光パネルリサイクル装置導入事例

九州のリサイクル事業拡大に向けた導入

協和商会は、2023年の太陽光パネルリサイクル事業展開に向け、「ホットナイフ分離法®」の採用を合意。
九州地方を中心に、リサイクル事業をより拡大しています。

太陽光パネル設置が進むフランス社への導入

フランスの産業廃棄物処理業者であるEnvie 2E Aquitaineのボルドー工場に太陽光パネル解体装置を提供。
2000年代初頭から太陽光パネルの設置が進む欧州での活躍が期待されています。

株式会社エヌ・ピー・シーの基本情報

株式会社エヌ・ピー・シーは1992年12月に設立されて以来、装置の開発・提供を行っています。

太陽光パネル検査サービスや検査装置の提供なども行っており、長年培ってきたノウハウをもとに太陽光パネルリサイクル装置の導入をサポートします。

会社名 株式会社エヌ・ピー・シー
所在地 東京都台東区東上野1-7-15
営業時間/定休日 9:00~17:00/記載なし
電話番号 089-946-6605
公式HP URL https://www.npcgroup.net/
太陽光パネルリサイクル装置の
形状と特徴の違い

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」がカギ

太陽光パネルリサイクル装置は、アルミ枠を剥離する「アルミ枠剥離機能」 とガラスとバックシートを剥離する「ガラス剥離機能」が必要です。

太陽光パネルリサイクル装置は、これらの機能が別になっている「分離型」と全て一体 になった「一体型」があり、それぞれ特徴があります。 工場の規模や目的に合わせて選択しましょう。

安さ・省スペースを求めるなら
分離型
分離型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離装置」と「ガラス剥離装置」の別々に使用する方式。アルミ剥離後にガラスを剥離する際、太陽光パネルを手動で移動させる必要があります。

メリット
  • シンプルな構造のため低価格で導入可能
  • 2つの機能を連携させるパーツがないため、小さいサイズの装置が多い
デメリット
  • パネルを装置間で移動させる必要があり、手間が発生する
  • シンプルな構造のため自動化されている機能が少なく、素材の回収等の手作業が多い
作業の効率化を求めるなら
一体型
一体型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」が一体になった装置。パネルを持ち運ぶことなく、最終処理まで一貫して行えます。装置により、多少のパネル移動を行う必要があります。

メリット
  • パネルを移動させる手間がなく、最終工程まで処理可能。
  • 作業工数が少ないため、大量処理が容易
デメリット
  • 自動化されている機能が多く複雑な構造のため、費用が高い
  • 装置が比較的大きく、工場の規模によって導入できない場合あり
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