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PVリサイクル装置(ドニコ・インター)

目次

ここでは、ドニコ・インター株式会社の「PVリサイクル装置」の特徴・強みを紹介しています。

PVリサイクル装置画像
画像引用元:ドニコ・インター公式HP
( http://donico.co.jp/index.php?PVリサイクル装置)
PVリサイクル装置画像
画像引用元:ドニコ・インター公式HP
( http://donico.co.jp/index.php?PVリサイクル装置)

PVリサイクル装置の性能

ドニコ・インター株式会社が提供する「PVリサイクル装置」は、結晶型シリコン太陽パネルのリサイクルができる装置です。 PVエコラインは、PVパネルアルミ枠外し装置とPVガラス粉砕装置から構成されています。

PVパネルアルミ枠外し装置は太陽光パネルからアルミ枠とジョイントボックスを自動で取り外すことができ、ガラス破砕装置はガラス・セルを分離します。装置は単独での利用も可能です。

装置サイズ PVパネルアルミ枠外し装置:重量:3800×2250(最大拡大)、約5トン
PVパネルガラス破砕装置:記載なし
処理スピード PVパネルアルミ枠外し装置:開始指令後1分以内
PVパネルガラス破砕装置:常用パネル送り速度4m/分(60Hz):インバータで可変可
処理可能なパネルサイズ PVパネルアルミ枠外し装置:最大(2050×1100)〜最小(600×600)
PVパネルガラス破砕装置:最大幅1250mm×最大長さ1650mm
変形・破損パネルの処理 記載なし
消費電力 PVパネルアルミ枠外し装置:記載なし
PVパネルガラス破砕装置:上下ロール単独モーター(各2.2kw)
オプション機能 PVパネルアルミ枠外し装置:
太陽光パネル移載のバランサーまたはロボット式移載装置の設置が可能

太陽光パネルリサイクル
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PVリサイクル装置の太陽光パネルリサイクル装置の強み

接着・カシメ・ネジが付いていても問題なし

PVパネルアルミ枠外し装置は、接着・カシメ・ネジが外枠に利用されていても、自動で取り外すことが可能です。カバーガラスが割れていても対応します。ジャンクションボックスも自動で取り外せますが、装置側で取り外しの可否は選択できます。

アルミ枠の取り外しは約1分で完了。アルミ枠を外す際に割れ・ひびが発生する心配がありません。

2軸ロールで脆性材料の強化ガラスの破砕ができる

PVガラス破砕装置は、2軸ロール圧縮式を採用しているリサイクル装置です。強化ガラスの破砕に向いており、太陽光パネルを表裏重ねて2枚同時に破砕を行うことができます。パネルの送り速度は毎分4mです。

ただし、パネルの送り速度については、インバータで可変させられます。ガラスはカレット状で回収可能。粉塵に関しては集塵機で回収ができます。

PVリサイクル装置の太陽光パネルリサイクル装置はこんな企業におすすめ

ドニコ・インター株式会社が提供する「PVリサイクル装置」は、結晶型シリコン太陽パネルを安くリサイクルしたい企業に向いています。ホットナイフ分離法などの装置と比べると安価に設定されています。

太陽光パネルリサイクル装置の
"正しい"選び方とは

近年、太陽光パネルの廃棄量増加が問題視されていることにより、産業廃棄物処理業者を中心にリサイクル装置の導入が進んでいます。

装置を有効に活用するためにも、工場規模やニーズに合わせた選択が必要です。このサイトでは、装置の選び方から各製品の特徴まで詳しくまとめています。

PVリサイクル装置の太陽光パネルリサイクル装置の剥離素材形状

アルミ枠(フレーム)

アルミ枠に関しては、アルミ枠の取り外しラインにて曲げずに回収されます。端子ボックスが付いている場合は、工程で回収されるので自身で取り外す必要はありません。

ガラス

ガスカレット分吸機が5mm以下のガラスカレットを回収します。5mm以下の細かいカレット状のガラスは全体6割を占めます。残りに関しては、5mm以上のガラスカレットをガラスカレット粉砕機にかけ、0.2mm以下のカレット粉塵にして回収。全体の5%が粉塵で回収されます。

バックシート

バックシートに関しては1枚の状態で回収されます。傷をつけずに回収することで、リサイクルに回せるようになります。

PVリサイクル装置の太陽光パネルリサイクル装置導入事例

導入事例について公式サイトに記載はありませんでした。

ドニコ・インターの基本情報

ドニコ・インター株式会社は2013年4月18日に創業して以来、ガラス粉砕・破砕装置などを提供している会社です。

コンサルティング事業も行っており、廃棄ガラスの多用途開発を積極的に推進しています。ガラス再資源化協議会としての活動も行っていて、環境循環型リサイクル社会の構築に貢献しています。

会社名 ドニコ・インター株式会社
所在地 滋賀県大津市におの浜4-7
営業時間/定休日 記載なし
電話番号 090-5781-3955
公式HP URL http://donico.co.jp/
太陽光パネルリサイクル装置の
形状と特徴の違い

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」がカギ

太陽光パネルリサイクル装置は、アルミ枠を剥離する「アルミ枠剥離機能」 とガラスとバックシートを剥離する「ガラス剥離機能」が必要です。

太陽光パネルリサイクル装置は、これらの機能が別になっている「分離型」と全て一体 になった「一体型」があり、それぞれ特徴があります。 工場の規模や目的に合わせて選択しましょう。

安さ・省スペースを求めるなら
分離型
分離型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離装置」と「ガラス剥離装置」の別々に使用する方式。アルミ剥離後にガラスを剥離する際、太陽光パネルを手動で移動させる必要があります。

メリット
  • シンプルな構造のため低価格で導入可能
  • 2つの機能を連携させるパーツがないため、小さいサイズの装置が多い
デメリット
  • パネルを装置間で移動させる必要があり、手間が発生する
  • シンプルな構造のため自動化されている機能が少なく、素材の回収等の手作業が多い
作業の効率化を求めるなら
一体型
一体型イメージ

(※)製品イラストはイメージです。

「アルミ枠剥離機能」と「ガラス剥離機能」が一体になった装置。パネルを持ち運ぶことなく、最終処理まで一貫して行えます。装置により、多少のパネル移動を行う必要があります。

メリット
  • パネルを移動させる手間がなく、最終工程まで処理可能。
  • 作業工数が少ないため、大量処理が容易
デメリット
  • 自動化されている機能が多く複雑な構造のため、費用が高い
  • 装置が比較的大きく、工場の規模によって導入できない場合あり
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